Hobby[Model]-鉄分が多いモデル。

Photo-模型編・コトブキヤ・「フレームアームズ・ガール-スティレット」製作記-

 
※ご注意※

・元々、下手の横好きなサイト主が技術力向上(?)を目的として
組んでます。ヘタなのは百も承知です。【お察しください】。
  効率的な組み方やもっとうまい手順があるでしょうし、恐らく完成度もビミョーかと思われますが、やっぱり【お察しください】。



◆序章、っていうかなんていうか。

2015年、コトブキヤのオリジナルロボットレーベルである「フレームアームズ(以下FA)」から、一つのシリーズが派生しました。
その名は「フレームアームズ・ガール(以下FA:G)」。
島田フミカネ氏の描いたイメージ画から始まったこのシリーズはあっという間に拡大を続け、2017年現在ではコトブキヤの大きな
柱の一つになっています。

今回はそんなFA:Gの中から、FAシリーズでもFA:Gシリーズでも最初期に世に出た「SA-16/スティレット」を組んでみました。






さてここで実機(?)の説明でも。

元々地上の土木作業用だったフレームアーキテクトに航空能力を付与する目的で、高所作業用だった機体を改修、戦闘用に転用
する為設計変更を加えて登場した、"世界初のフレームアームズ"がこの「SA-16/スティレット」です。
本家FAのスティレットは柳瀬敬之氏がデザインしたもので、海上自衛隊の戦闘攻撃機「F-2/A」をイメージ元にしており、機体の色
をはじめ、各所にその雰囲気が散りばめられてます。
擬人化デザインは島田フミカネ氏が担当されています。

そんな感じで素組みから塗装、更に各種装備の増設改造まで、素人がすったもんだしてみた記録としてみようかと。


まずはエッジバリバリのキットを眺めて・・・。
 最近のコトブキヤキットですが、FAガールとしては初期の製品だけに、初期のFAスティレットキットと同じく色分けが微妙。
そんなところまで似なくても良いのにと苦笑しつつ、色分けしようとすると結構手間な機体だったり。
しかしエッジもびしりと立って居るのを見ると、「あぁ、コトブキヤキットだなー」と嬉しくなります(サイト主的にはレイキャシールVerASPY以来のブキヤキット)。
とにもかくにも組立!

 ゲート位置やキット構成が結構考えられており、割とアラになるゲート口が巧妙に隠れるようになっているのは好印象ですね。
今回は簡易的な部分塗装に留める事にしましたが、全塗装するならこの設計の良さが際立つのではないかと。

 ・・・というわけで一部パーツ未実装状態で取り敢えず素体完成。
身長15p程度で、結構存在感があります。
十分可愛いし、格好も良いのだけど・・・飛行型FAガールなのになーんか足りないなぁ・・・?と思ったのが運の尽き。
文字通り泥沼の始まりなのでした・・・w

 というわけで追加武装を盛ってみる事に。
限定品と当時知らなかったFAガールウェポンセット2」とプロペラントタンク丸を購入、背中に背負わせてみましたがまだ足りない?
この辺りからオリジナル塗装にしてみようかと画策を始め・・・。

 勢い装甲が真っ白に。
これまた初のエアブラシ塗装を経験してたりで、割と初めて尽くしで進行しております(苦笑
しかしここで使ったガイアカラーのコールドホワイトが後に一時的に品薄になり、工作が遅延する原因の一つにorz

 更に青を追加塗装、こちらもガイアカラーから風蒼をチョイス。
ガイアカラーのバーチャロンシリーズは彩度や色合いがとても良さげで、思わず塗りたくなる色が多かったのですが、残念ながら一旦版権切れの為発売が終了。幸い再発売されましたが、色の数が半分以下に減ってしまいました(涙
幸いこの子に使ったコールドホワイトと風蒼は再販となり一安心でしたが。。。

そしてふと思ったのですが、この色の使い方ってFAZZとかHiνガンダムとかZplus辺りに思い切り影響受けてますな・・・w
シタデルカラーも一部テスト導入してみましたが、下地がテキトーだったせいかはたまた薄め過ぎたか、綺麗に定着せず剥がれが発生した為、後々完全に剥してラッカー系塗料で塗り直しています。

 風蒼の発色が納得いかず、工程が三歩進んで二歩下がるような状況に。
装備の盛り具合も足りないと感じ、更に安く購入できたエクステンドアームズ02も投入、ここら辺から多々買いの日々が始まりました(失笑
勢いで髪をMrカラー"みるきぃぱすてる"シリーズのアクアグリーンをチョイスしてみたところ、思った以上に緑に寄ってしまってちと悩む事に・・・。


 機体同系色に仮塗装したエクステンドアームズ02を仮組してみた所。
3対6枚の翼を持ち、2対は顔と身体を隠し、もう1対で空を飛ぶという熾天使を連想したので、安直ですが二つ名を持つ「フレズヴェルク=アーテル」に倣って「スティレット=セラフィム」と命名。

しかしこのExアームズ02、構成が唐竹割だった為塗装した後だときっちり組めず、余計な修正の手間がかかる事が判明。次回から組んでから塗装しましょorz
挙句あちこち無理に押し込んだら塗膜のせいで綺麗にハマらず、パーツ破損やら遂にお約束のツインテ根元からポッキリ案件が発生したり、全体的なイメージも蒼と白だけでは間延びしてしまい塗装デザインを変更せざるを得なくなったりと、面倒とも楽しいとも取れるトラブル(?)が発生し始めたのもこの頃。

右手が素手なのもちょっと寂しく長物が欲しいと思い、手元にあったM.S.G.パーツよりプロペラントタンク(角)を切り出し、スティ子のあまりパーツからちょこっと加工、右腕に固定するレールガンっぽい代物にしてみる事に。


 コールドホワイトと風蒼だけではどうにも間延びするように感じられた為、青っぽいグレーが良いかとMrカラーのヤマト2202カラーより「アンドロメダグレー1」をチョイスしてみた所、 全体的に割としっくり馴染んだ様な気が。
髪のアクアグリーンも挿し色っぽくなって、今となっては良い感じかな?

 こうして見ると、彩度が低めな引き締める色の配置も大事ですね。
オリジナル配色(とはいっても恐らく大元はガンダム系デザインの引用ですが…w)一つとっても、好きな色を好きに塗る事が出来るだけに中々難しいです。
ついでにミサイルを翼面に移設した為左腕が空いたので、エクスアーマーBより小型シールドを3o軸のランナーを切り出して装着。胸元の装甲もちょっとイメージを変えたく思い、同じくエクスアーマーBからFAガール用胸部装甲を装着。
どうせならここへ胸部装甲増強してみる(苦笑)のも良いでしょうか。


 
 
 ようやっと一通り本体に色が乗ったのでパチリ。
新たに肩アーマーと頭部のレドーム部分に青を乗せてます(胸部装甲はまだ仮のままorz)
この手のキットで全塗装って実は初だったのですが、スティ子本体やM.S.G.パーツはほぼ無改造で塗装変更しただけでも、大分雰囲気が変わりますね。
右腕に持っている武装には、M.S.Gシリーズのミサイル&レドームからレドーム部分を組み合わせ、スマートレールガンっぽく?

 
 
 塗装のイメージ元は特に無し(色の選択的にはHiνガンダム辺りから?)なのですが、頭部のレドーム(?)は新幹線500系の前頭部をイメージした塗分けにしてスピード感を強調してみました(ちょっとした鉄要素?)。
肉眼では塗り分けが上手く行ったように見えてましたが、カメラ通すと微妙に歪んでますなorz
後は背中のブースター装備&手持ち武装、細かな部分の塗装にデカール貼りが待ってます(苦笑)。
さぁ、ここまできたら完成まであと一歩!

ちなみに機体設定はこんな感じで。↓

「SA-16J(G)RD/X01A"スティレット=セラフィム"」


 月陣営の最新鋭TCSオシレータ搭載の試作可変機であるNSG-X1"フレズヴェルク"ユニットに対抗する為、地球陣営「新世代のスタンダード」を目指し、宙気圏対応の高速強襲機として誕生したYSX-24J(G)"バーゼラルド"ユニットだったが、試作機故、そしてそのデザイン先行故、装甲が非常に薄いという大きな欠点があり、護衛機が必要であった。

 そのバーゼラルドユニットの直衛機として、運用行動範囲(スティレットは速度こそバーゼラルドに肉薄するものの気圏のみ対応)や火力の差異を埋める為、スティレットユニットにバーゼラルドユニット強化案(後にゼルフィカール/NEユニットとして結実)の一つである、装甲を兼ねた推進器内蔵スタビライザー「EXU-02 マス・アームド」を始め、各種開発中の兵装を試験搭載した試作護衛機である。
機体自体は極東に本部を置く航宙自衛隊・飛行開発実験団の手によりカスタマイズされたもの。

 コンセプトとしては地上から速やかに発進、単独で熱圏ギリギリの低軌道高度まで到達後、遠距離からのスナイパーライフルにより射撃、長射程高機動ミサイル等を駆使して迎撃、至近距離まで接近を許した場合はバーゼラルドユニットと共に近接格闘戦にも耐える事を想定している。
 元々スティレットユニットの操作性の素直さが反映され速度・装甲・機動力が非常にバランスが良く、装備によっては格闘戦も十分に実現し得る性能を持っていた事から、試作機ながら一部バーゼラルドユニット配備部隊向けに極少数が量産され、機体名称も与えられた。
"セラフィム"の名は、機体各部に分散配置されたスタビライザが3対の翼に包まれた熾天使を彷彿とさせたことから。
 対月陣営との戦闘ではバーゼラルドユニットの護衛機として、また単独で「警戒強襲機」的な運用をされ、幾つかの戦果も上げていたようである。

 月でのレイファルクス事変の後、月陣営との戦闘は沈静化に向かいつつあったが、地球と月軌道に甚大な影響を及ぼす可能性が高い超巨大彗星の太陽系接近に伴い、彗星迎撃・破砕の為、史上初の地球陣営・月陣営合同作戦が行われる事となった。
  彗星接近の報を携え月陣営からの使者として地球陣営にやって来たNSG-X2"フレズヴェルク=アーテル"ユニット、装甲強化と共にTCSユニットの高出力化により欠点を克服したYSX-24J(G)/Ze"バーゼラルド=ゼルフィ"ユニット、そして"轟雷改"飛行ユニット試験機であるType32kai/B1X1"翔雷"らと共に"メテオバスター"作戦に赴いた。
機体番号17-8302、日本国航宙自衛隊 軌道防衛区域種子島基地所属。後に彗星迎撃任務時にはP.S.S.-U.N.D.F.(汎太陽系統合防衛軍)極東方面軍 第082臨時編成彗星迎撃連隊の所属となっている。


 ……と、いう設定の下に組み上げられたFAガール"スティレット"のカスタム機。
他のスティレット系と同じく、世話焼き属性やツッコミ属性は健在の模様。
外見の通り機動力よりは速力、及び到達高度重視のセッティングの為、戦闘よりは空を舞う事を好む様子。


「――アンタが作ったアタシを信じなさいって!」

SA-16J(G)RD/X01Aユニットスペック
頭長高

約15p

乗員
1名(AS搭載型・第二世代スティレット)
標準装備
 
 

メイン兵装
M547A5 50oガトリングカノン /1基

サブ兵装
AAM-S41B 2連式空対空ミサイルランチャー /1基

防壁
SiD-001 17式小型防弾シールド(左腕のみ) /1基

稼働防壁
EXU-02 マス・アームド試作ユニット /1対(大型)
EU-06 背面装甲大気圏翼"エクシード"
大気圏専用エンジン:
LE-05Fa 液水予冷ターボジェット"セイレーンmkXI" /2基
(背面装甲システムに内蔵)
宙気圏兼用スラスタ:
IOF901 核融合プラズマ推進スラスタ"ガネーシャ"/2基
宙圏用補助推進スラスタ:
μ111フォトンスラスタ /2基(EXU-02内蔵)

オプション
装備 

スナイパーライフル
MW-09 15式狙撃銃 /1丁
ミサイル(通常弾頭)
AAM-VI  18式3連装多目的高機動ミサイル/1基
ミサイル(特殊弾頭)
AAM-VII 18式対彗星破砕弾"トライデント"/1基
戦術補完ユニット
WU-XXI  試製戦術補完ユニット"SeRAPhiM" /1基
特殊兵装
LC-X01 対彗星試作荷電粒子砲”アマテラス” /1基
 
        
 



・・・とかなんとか(ぁ


あと一歩、といいつつ結局まーだ塗装してるというorz
色味が足りないと思った部分をちょいちょいと塗りつつ、全体のバランスを見ては次に進むかどうか悩んでるのですが、これがまた楽しかったり。
今回は盾と翼、プロぺラントタンク、首飾りに色入れし、青で薄く墨入れして陰影を強調・・・してみたんですが、ちと墨入れが薄すぎたようで。
ここら辺は慣れですなぁ。

平日は仕事漬けの毎日なので、休日にちまちまと作業するのが案外癒しになってるのかもしれません。
しっかし製作開始からもう1年近いし、そろそろデカール貼りしてクリア掛けて完成としたい所ですなぁ(汗
轟雷さんが陸自の10式風味で進行中なので、こちらのスティ子は空自所属風味として、空自の所属隊ロゴを探し始めてたり。

写真は背面黒+フラッシュでなんか面白い雰囲気になったのを。
スティレットの完成を目前にしつつ、ちょっと寄り道で轟雷さんも作ってたり。
スティ子購入後すぐに買われてきたのに、スティ子の製造が時間かかりすぎて組み途中で放置されてた可哀想な子でした(汗

タミヤの「茶色(陸上自衛隊)」で塗ってみたところほぼイメージ通りになった為、どうせならとそのまま10式戦車風味にする為にデカールを追加購入して加工中。
お顔はデフォルトだと無表情に近いので、とりあえずスティ子のドヤ顔をレンタル中・・・とはいえ、これもこれで似合いますね。
後はパーツの一部を緑に塗って、実車の迷彩っぽくしたいところ。
ほぼ素組でも丁寧にゲート後を処理した後、塗装とデカール貼るだけでぐっと良くなります。

轟雷が 陸自仕様になったので、スティ子も空自の飛行開発実験団所属にしてみるのも面白いかな(一応試作機扱いですし)?


 
背中のバックパックと胸部のデザインがなかなか決まらず、足踏みしている内にあちこちにトラブルが。。。

このシリーズではお約束、腰椎パーツを始めとした各部関節のへたりです。
轟雷と同じく初期のキットだけに、後のイノセンティア径に比べると可動部が直ぐゆるゆるになってしまうのですよね。

ビニールを組み立て時に挟むとか、マットバーニッシュを流し込む等の方法はあるとはいえ、流石にこのまま放置はいかんと暫し黙考・・・胴体〜太腿までイノセンティアに切り替えることも考えましたが、腰〜太腿部分の互換性に問題があり、結局新旧胴体パーツ付属するアーキテクトオフホワイトから新Verの腰椎パーツと上半身パーツ、そして首のチョーカー部分のパーツ取りを決行。結果、腕の可動範囲が増加したVer1.5みたいな仕様になりました。

更にポニテパーツが一方根元から折れ、真鍮線を仕込んで一旦は復旧させたもののやはり砕ける為、結局別途購入したスティレットキットから流用。折れた方はショートカットにでもするかorz

バックパックのデザインもようやく独自姓っぽい(?)感じでまとまり、結果スタンドなしでもなんとかバランスを取って自立できるように。

デカールで市販のレタリングも(ガンダム系、汎用系、戦闘機系を各自それっぽく)貼りつけ、後は髪と武装に色が乗れば完成でしょうか…?



髪はせっかく塗りなおす為、人生初のグラデーション塗装に挑戦。
下地は前回同様のMrカラー「みるきぃぱすてる」シリーズの「CP05アクアグリーン」とし、その上から「CP05」に「CP06スマルトブルー」とガイアカラーのクリアを1:2:0.5くらいで混色、隠し味として「Mrクリスタルカラー」の「XC05サファイアブルー」を2滴程足して、更に薄め液は大分薄めでシャバシャバにして吹いてみました。
結果、なんとか自然な感じにグラデーションが出来た模様。
イージーペインターで塗装してますが、案外何とかなるもんですね。

ちょっと製品のままだと寂しい胸部装甲の形状は、
初WF一般参加で手に入れた、「SCISSORS REBIRTH」さんの「90式胸部装甲 丁」を使用予定でしたが、胸部の防御力がある意味上がるけど下がる(装甲がフリルなのです・・・w)だったので、ちょっと悩み中。

 

以下次号?  

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