型名 |
デスクトップPC
「NEC PC-9821Xe10改/9821本務機」
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CPU |
Intel PentiumODP 83MHz(PC-9821-E03)
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HDD |
2GB(GREENHOUSE製CFカード)+外付SCSI20MB/40MB/1GB |
MEM |
24MB |
CD |
内蔵(Pionia製DVD-ROM換装) |
MO |
外付(富士通製SMB-640GS |
FDD |
内蔵3.5インチ2基(PC-9821XE-E02増設)+Needs製
NFD-150外付5インチ1基 |
CBusBord |
86互換/MIDI音源ボード(Q-Vision Wave
Star) / SCSI2ボード(メルコ IFC-NN) / 1MBFDボード(PC-9801-87) |
Speker |
CREATIVE PEBBLE(外付) |
OS |
MS-DOS6.2 |
予備パーツ |
CFカード4GB(Trancend製)*2枚/変換名人/IDE340MBHDD/PCMサウンドサブボード(PC-9821XE-B02)/予備機1台分/PC-9801-86音源他 |
9801BXの破損を受け、1台自由に使えるDOS環境が欲しいなぁと思ってた時期に安価に買い求めたPC。
PC-98X1の486系CPU最後の機体で、最後発の為かなり安定性が高く、また構造も熟成が進みシンプル
な為故障もしにくく、更にHDD・CDドライブはATAPI接続と整備性にも優れる優秀な機体です。
…恐らくPC98マニアからすると「面白くない」故、比較的安かったのかもしれません。
(とはいえ稼働する美品Ap2/C9Tが中古2万で購入できた時代です…あの頃に戻りたい;)
同型機(若干性能と添付品を削った廉価版)は何故か9801型番の最終機、「PC-9801BX4」として発売。
あちらはFDDが2基付く代わりにCPUが遅めですが、画面出力などの基本仕様はほとんど変わらず、口の
悪いユーザからは「9821Xe6」とか言われていたようです。
今になって考えるとFDDの方が入手し辛いこともあり、9801BX4の方がお得感があったりするのは秘密。
実際オークションでもXe10はそこそこ見かけますが、BX4はなかなか見かけませんね…。
実は現在のXe10は通算3台目で、初代は電源故障で天に召され、電源とマザボのみでドライブ一切なしの
品(お値段なんと\1,000!)をオークションで買い求め、1台目の部品をそちらへ移植したのが2代目。
しかしこれも6年以上使用している間にFDDの不調が発生し、 部品取りに格下げ。
そして既にXe10の発売から四半世紀(!)が経過した2019年末、現行の3代目をまたまたオークションで確保。
もとの所持者の手で電源部のコンデンサ交換、M/B清掃、更にHDDのCF化等リフレッシュされており、今後も
長く使えるだろう、という希望的観測の元での導入でした。
元の仕様はFDD1基ですが、幸運(あるいは不運?)は重なるもので、増設FDDも運よくオークションで発見して
確保出来た為、ここまで確保できたならばもう勢いだとばかりに手持ちの86音源ボードとI/ODATAのSC-98V
を挿入したのですが、なんとXe10ではSMIT転送に相性問題があることが発覚。そのため メルコ製IFC-NNに交
換しDMA転送設定に変更しています。
更に追加でMOドライブと5インチFDDも入手、FM音源の音飛びが一部で気になり、MIDIも搭載したいという欲が
出て、遂にQ-Vision製のWaveStarまで導入。
ここまで来たら98X1の媒体ならほぼ読める 「最強のDOS環境」を目指して、稼働不能となったAp2の代わりに
これから更に10年は使える様にと整備することにしました。
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