Hobby[Model]-鉄分が多いモデル。




日本国有鉄道 旧型国電通勤型17m級【旧モハ31・32・34・50系】

クモハ11400・クハ16400
[旧モハ50・クハ65]
所属数:4輌
発売メーカ:トミーテック(鉄コレ第4弾改)

編成:
←川崎
クモハ11400-クハ16400+クモハ11400-クハ16400

Now Printing

作業内容:
・連結間隔の縮小化

■今後予定:
・塗色変更(→ブドウ色2号)
・パンタグラフ交換 (→Tomix
製PS13)
・中間クモハ動力化
・その他車輛金属車輪&ウェイト搭載(一部施行済)


 実車は戦前に製造された木造16m級の足回りに車体更新として半鋼製車体を乗せた車輛。戦後は私鉄へ払い下げられた車も多く、比較的最近までその姿が見られたものでした。
国鉄現役時代はおろか私鉄での現役の姿すら見られなかったものの、小柄な好ましいスタイルが好きな電車です。

 Nゲージでは長らくグリーンマックスがキット形式で400番台製品化していましたが、トミーテックにて17m級旧国の私鉄払い下げ仕様が鉄コレで発売されました。
車体形状は良い感じながら、車体色がちょっと微妙だったり屋根長さがちょっと足りていなかったりと微妙な点もある為、屋根の調整ついでに鶴見線や南武線等をのんびり走っていた頃の姿に復元してみようかと。

 
クモハ12052・053
[旧モハ31]
所属数:2輌

発売メーカ:KATO(4964)


編成:
←浜川崎
クモハ12052 クモハ12053

Now Printing

■作業内容:
・購入済

今後予定
・パーツ取り付け


 実車は旧モハ31系の面影を色濃く残しながらもJR化後実に平成の世となった1996年まで、実に67年間にわたって現役で走り続けた車輛。
052の歴史を紐解くと、1929(昭和4)年にモハ31018として製造された後、1959年になって鶴見線昼間単行運転用に国鉄大井工場にて050〜055へ改造された内の生き残りで、戦前・戦中・戦後、そして高度経済成長期を見つめ続けてきた、日本鉄道界の生き字引とも言うべきオールドタイマーでした。
現在では052のみがJR東日本東京総合車両センター(旧山手電車区&大井工場)に静態保存されています。

 模型は最近飯田線旧国シリーズが絶好調なKATO製品。模型化されたのは052(昭和4年製)の方です。
飯田線クモニ13が出た時点で出てくれるといいなぁ、とか思ってたら本当に出る事になって慌てて確保したもの。
053(昭和6年製)は厳密に言えばリベットの数が異なるのですが、流石に繊細に過ぎるモールドに手を入れるのは私の腕では台無しにしてしまう事間違いなしなので、そこは目を瞑って番号だけ変更を予定。
しかし、 こんな超特定線区向け車輛が完成品として出てくる時代が来ようとは…(まぁ存在自体は現役時代から超メジャーだったわけですが…w)。
車輪はちゃんとスポーク形状になっており、 低速も良く効き、ライト類も明るく点灯。モールドも申し分なしで、細かい所に目が行き届いた正に「小粒でもピリリと辛い」モデルです。
電球色室内灯を仕込んで、単行の良く似合う舞台を用意してあげられたら最高かなぁと。
ただ、ちょっと異音がするのが気になる点ではあります(ユニクリーンオイルを一滴垂らせばよい、と説明書に記載がありますが動作が好調だけに判断に悩むところ…)。


 
クモハ12000
[旧モハ34]
所属数:1輌
発売メーカ:トミーテック(鉄コレ第4弾)

編成:

クモハ12000

Now Printing

■作業内容:
・特になし

■今後予定
・パンタグラフ交換 (→Tomix製PS13)
・金属車輪&ウェイト搭載


 実車は旧モハ34として最初から両運転台車で新製されたグループ。
ローカル電化線を転々としながら活躍後、伊豆箱根鉄道に移籍。旅客運用を外れたのち、牽引車コデ66に改造されています。

 模型は単行運転用に、って事でのチョイスなんでしょうが、関東地区だと意外と馴染みのないタイプだったりします。
思いつくネタとしてはほぼ同形(とは言っても相当違う…w)大糸線の001あたりなんでしょうけど、大糸線ネタが不足してるものでどーしたものかと。
現状は残念ながら資金不足の為、しばらく放置になりそうです。


 
クモハ14000
[旧モハ32]
所属数:1輌
発売メーカ:トミーテック(鉄コレ第4弾改)

編成:

クモハ14000

Now Printing

■作業内容:
・特になし

今後予定
・塗色変更(→ブドウ色2号)
・パンタグラフ交換 (→Tomix
製PS13)
・金属車輪&ウェイト搭載


 実車は横須賀線用の旧モハ32系として製造。
T車は20m級、M車は強度や設計の関係で従来通り17m級という凸凹編成ではありましたが、狭窓で揃った編成美だったようです。
晩年は飯田線・身延線などに転籍、各地なりの改造を施されて1970年廃車、一部が富士急行へ譲渡されました。

 模型はその富士急への譲渡後、モハ7032の模型化。
国鉄時代に前面がHゴム支持方式に変更されており、特徴的な前面となっています。
形状が飯田線時代とほぼ一緒の為自然と飯田線時代を復元する事になりますが、形状的には009あたりが一番近いでしょうか?
一部はスカ色に塗られた車もあったと聞きますし、ちょっと調べてそれっぽく弄ってみようかと思っています。

 
 

日本国有鉄道 旧型国電通勤型20m級【旧モハ63系】
72系全金車
[旧モハ63系列]
所属数:3輌
発売メーカ:Tomix(92448)
国鉄 72・73形通勤電車(鶴見線・全金車編成)セット

編成:
←鶴見
クハ79920-モハ72920-クモハ73全金

Now Printing

作業内容:
・購入済

■今後予定:
・特になし


 実車は1944年から1951年にかけて資財不足と輸送力の大幅増大の折、どちらも両立させる為に生まれた現在の4扉通勤型電車の祖で、当初は「63系」を名乗りました。
資財不足につき戦中製造された車輛はバラックも同然の内装で、構造の簡略化が原因による痛ましい事故もありましたが、輸送力不足に喘ぐ私鉄各社に向け国鉄から直接、または準同型車が緊急的に導入された他、戦後に改良され新たに「73系」を名乗り、70年代末期までの長きにわたり小改造を繰り返しつつ、北は仙石線から南は呉線まで、国鉄各線で通勤輸送を支え続け、更には全金車体を乗せた試作車(920番台他)も現れ、後に登場する101系へとバトンを繋ぎました。


 模型はTomixが発売した鶴見線で73系が運用されていた、末期の全金属仕様車の3輌セット。
製造時期や各線対応化改造が多岐に渡り過ぎて、最早その形態差は「1両ずつ違う」位の百鬼夜行レベル。
これら車種が現役の頃には出会えませんでしたが、写真で見た73系に101系や103系にない魅力を感じて購入。
旧32・50系列の17m級と共に、都市型レイアウトでゴロゴロ走らせてみたいと考えています。

 
 




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