Hobby[Model]-鉄分が多いモデル。

Photo-模型編・トミーテック鉄コレ・弘南3600形弄り倒し記-
-欲しけりゃ手を動かせ?-

 
※ご注意※

・手元のデジカメがぶっ壊れている関係でスマホで撮ってますが、撮影技術はビミョーなので【お察しください】。
・元々、下手の横好きなサイト主が技術力向上(?)を目的として
弄ってます。効率的な方法やもっとうまい手順があるでしょうし、恐らく完成度もビミョーかと思われますが、やっぱり【お察しください】。



◆序章、っていうかなんていうか。


2009年3月、唐突に鉄コレラインナップに車種が追加されました。
覚えてる方も多いでしょう、弘南鉄道3600系及び豊橋鉄道1730系――東急3600系及び東急3550系です。

両車とも運輸省規格型に端を発する「東急共通車体」とも言うべき外見故、細かい点に目を瞑れば関東地区なら大抵の大手私鉄に近似車が
所属していた車輛ですので、色々作れるかなと私もご多分に漏れず弘南を3セット、豊鉄を2セットずつ購入しておりましたが、実は最近まで
積んだままになっておりました。

手元の車種を見て欲しい車輛(東急3650系やら3500系やら…)を作ろうとすると、中々難しい事に気が付いたのですね(汗

その後そのものずばりが鉄コレで出てしまったものの、あっという間に転売ヤーのせいで市場から蒸発。
欲しい人が買って売り切れならともかく 、金儲けの輩共から買い戻すのはバカげているので、自分で作ってみようと一念奮起したのが、この
製作記だったりします。





それでは、実車の超簡単な説明なぞ。

弘南3600系は元々国鉄の旧32系列電車(一部20m級車、客車含)を東急が譲渡を受け、戦災復旧した車輛がベース。
デハ3600が12輌、クハ3670及び3770が21輌の総計37輌の所帯で、1960(昭和35)年頃から東急仕様全金車体に乗せ換え。
その際に国鉄車幅から地方私鉄車幅に仕立て直されています。
昭和50年代後半まで活躍し、その後弘南鉄道へ大半が移籍の上、同線の車両近代化に貢献しました。

一方の豊鉄1730系は元帝都電鉄デハ1401及び元小田急デハ1366を種車にそれぞれデハ3553・
3554へ更新した車輛。
車体は3600系に近い外見に更新されましたが、貫通路側が切妻・丸妻、前照灯が取付・埋込と、1977年豊鉄へ移籍後1997年に廃車となる
まで差異が残ったままの形式でした。
  

方向性としては以下の3点。

1. 東急時代を再現する。
2. なるべく種車を生かした構成にする。
3. 切継いだ余剰部材もなるべく無駄にしない。

…まぁ1と2はともかく、3は完全に貧乏性からですねorz
まぁでも余剰部材も余剰部材で企んでる計画があったりなかったり。
 


一応計画としては、
デハ3601-デハ3602-クハ3861
デハ3651-サハ3361-デハ3652
デハ3450-サハ3257-デハ3499
の3編成9輌になる予定?




写真撮ってないんでいきなり加工後で失礼します(汗
元ネタがノーシルノーヘッダのつるんとした車体なので、デハ3650、クハ3850はエバーグリーンの厚0.25o、幅0.5oと厚0.25o、幅1.0oのプラ帯材を貼り付けてシルヘッダモドキを取付。
近くから見るとどうしようもないですが、まぁ遠くから見てらしく見えればおkかなと(ぁ



デハ3650は実車では運転台と窓の間の間隔が狭く、3600系車体そのままではタイプになってしまいますが、再現しようとすると結構な重加工なので放置。諦めも肝心です(ぁ

一方で前面は奇数車は運転台側非貫通、偶数車は運転台側貫通とする為、弘南車体に豊鉄の頭を切継の上、素材の関係で奇数車の貫通運転台を非貫通化。
海坊主化により屋根から腰下に下がったヘッドライト・テールライトユニットはGM東急3700系のパーツより(大分デカい…)。



写真撮ってない(ry
サハ3360形はクハ3220・クハ3230・クハ1550を種車に全金車体に乗せ換え、中間付随車化した形式。、3361〜3までの3輌は3650形の中間車として運用する為幅広貫通路で、3364〜6までの3輌は普通幅の貫通路で更新されました。
車体は弘南と豊鉄で切継を行い中間車化。
この「広幅貫通路」が中々の曲者で、再現するか省略するかで長らく考えていましたが、コムモデル/ワンマイル発売の営団1500N系制作時に余剰となった妻板パーツが丁度4枚余る為、そちらを流用する事に。
えぇ、勢いです勢い(ぁ


写真撮ってない(ry
サハ3250はサハ3350・サハ3100形置き換えの為に東横車輛工業碑文谷工場で7両が新造された、初代3000系最後の、そして東急としても最後の鋼製新造車。
サハ3360とよく似た外見を持つ、狭幅貫通路を備えた全金付随車です。
車体は弘南と豊鉄で切継を行い中間車化。


写真(ry
クハ3850は1952〜53年に掛けて17輌が製造。3450形や3600形とコンビを組んだ制御車です。
1976年までに更新が行われ、張り上げ屋根化・シールドビーム化等が行われ、外見が一新。
この際5輌がサハ化(→サハ3370)されています。
89年の3000系列の最期を共にしました。
模型は弘南クハにシルヘッダ張付・張り上げ屋根化・シールドビーム化して再現。
台車は本来川崎OK-6台車を履きますが、近代的な雰囲気がどことなく似ている鉄コレ小田急1900のゲルリッツ式台車を流用。



写真(ry
デハ3600は上の説明通り。
しかし弘南仕様のデハは貫通路を塞がれており、豊鉄から運転台を切継で移植の上貫通化してます。
中間に入る3602は幌枠(コムモデル/ワンマイル発売の京成青電キット余剰パーツ)を取付。
…簡易改造ってコンセプトはどこ行った?(爆
とはいえ車両群の中では一番改造があっさりですな。


写真(ry
3450形は







 



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